「おいくらですか」に即答できない測定屋の事情
2026/06/16
三次元測定の外注を検討したとき、最初に気になるのは費用のことだと思います。 「だいたいいくらくらいですか」——これは、お問い合わせをいただく際に、最もよくいただく質問のひとつです。
でも正直に言うと、この質問に即答することが、私たちにはできません。
隠しているわけではありません。出し惜しみをしているわけでもありません。 構造上、事前に金額をお伝えすることが難しいのです。
今回は、その理由を包み隠さずお話しします。
「測定」という言葉が、じつはとても広い
三次元測定、と一言で言っても、その中身は案件によってまったく異なります。
たとえば、こんな依頼が実際に寄せられています。
ケースA:手のひらに収まるサイズの樹脂部品を1点だけ測りたい。図面との照合データがあれば十分。
ケースB:製造ラインで使用している治具の経年変形を確認したい。数十点単位で、定期的に測定記録を残したい。
ケースC:大型の板金部品を複数枚、平面度と反りの傾向を比較したい。数値だけでなく、社内説明に使えるビジュアルレポートがほしい。
同じ「三次元測定の外注」でも、AとBとCでは、必要な時間も、機器も、作業の内容も、納品物もまったく違います。これらに同じ価格をつけることは、現実的にできません。
費用を決める要素が、案件ごとに変わる
私たちが見積をつくるとき、確認しなければならないことがいくつかあります。
測定対象の大きさ・形状:使用する機器が変わります
測定の目的と精度要求:どこまで細かく測るか
納品物の内容:生データだけか、レポートにまとめるか
持込か出張か:移動が伴う場合はその分が加わります
数量と回数:1点1回なのか、複数回測定が必要なのか
これらの組み合わせによって、費用は大きく変わります。 「だいたい〇〇円」という相場をお伝えすることが、正直できないのはこのためです。
「聞きにくい」と思わないでほしい
費用がわからないと、問い合わせ自体をためらってしまう——そういう気持ちはよくわかります。
でも、私たちへのご相談は、見積を取ることから始まります。そして、見積のご相談は無料です。
「こういう部品なんですが、測れますか?」 「こんな測定がしたいんですが、対応できますか?」
その程度の情報でも、まずはお気軽にお聞かせください。内容をお聞きした上で、対応可否と概算をお伝えします。場合によっては「弊社では難しい」とお答えすることもありますが、それも含めて、相談してみることにリスクはありません。
即答できないことを、最初に正直にお伝えしました。 その代わり、ご相談いただいた内容には、誠実にお答えします。
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対応機器:WM-6000 / WM-3000 / VR-6000 / VL-800 / VHX-8000 出張測定対応エリア:全国(ご相談ください)
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株式会社アムシス
住所 : 栃木県宇都宮市下金井町907-7
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