株式会社アムシス

【WM-6000/WM-3000活用事例紹介】大型部品の三次元測定に最適です

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【WM-6000/WM-3000活用事例紹介】大型部品の三次元測定に最適です

【WM-6000/WM-3000活用事例紹介】大型部品の三次元測定に最適です

2025/08/28

大型自動車部品の三次元測定事例 ― WM-6000による高精度な現物測定

 

こんにちは、株式会社アムシス 測定事業部です。
弊社へのお問い合わせの中で上位にくるのが、キーエンス製ワイドエリア・ハンディプローブ三次元測定機「WM-6000」を活用した大物測定のご依頼です。

今回は、自動車業界のお客様からいただいた事例をもとに、WM-6000がどのように活躍したのかを紹介いたします。
(※守秘義務のため実在の案件ではなく、実際の測定実績に基づいて創作した事例です)

 

◆ お客様の課題:車体ボディ部品の精度確認

 

ご相談いただいたのは、自動車部品メーカー様。
対象物は車体ボディを構成する大型部品(約2m級の溶接組立品)でした。

この部品はプレス部材を複数溶接して構成されており、最終的に車両全体の寸法精度に大きな影響を与える重要部品です。

 

お客様の抱えていた課題は以下のとおりでした。

溶接歪みや熱変形による寸法ずれを把握したい

部品が大きすぎて工場内のCMM(三次元測定機)に載せられない

ノギスやゲージ測定では必要な精度を確保できない

測定は部品製造現場で行いたい(輸送不可)

このような背景から「大型部品をその場で高精度に測れる方法を探している」とご相談いただきました。

 

◆ WM-6000での測定が有効な理由

 

アムシスが提案したのは、キーエンス社製 WM-6000を用いた現地測定です。

WM-6000の特長は以下の通りです。

最大測定範囲:半径5m/高さ12.5m/奥行11m → 3m級部品も余裕で測定可能

精度:±(28+5L/1000)μm、繰り返し精度 ±10μm → 工業製品の評価に十分なレベル

ポータブル測定器 → 部品を移動せず、製造現場に持ち込んで測定可能

これにより、お客様が抱えていた「大型部品を正確に測りたい」「輸送はできない」という課題を同時に解決できます。

 

◆ 測定準備:ターゲット設置と基準点の定義

 

実際の測定では、以下の流れで作業を行いました。

測定対象の設置確認
部品が安定して置かれているか確認し、測定中に動かないよう治具で軽く固定。

基準点の定義
CADデータ(STEP形式)をお預かりしていたため、設計基準点と現物の測定基準点を一致させる作業を実施。

ターゲットマーキング
プローブを当てる測定点を部品上にマーキング。曲面や溶接部など複雑な箇所も含め、全体で数百点を測定する計画を立てました。

この準備によって、後の測定データとCADモデルをスムーズに比較できる状態を整えます。

 

◆ 測定実施:ボディ部品全体を短時間でカバー

 

WM-6000を用いた測定は、以下のように進みました。

プローブを使った接触測定
部品の主要寸法(穴位置、取付基準面、ボルト穴中心など)を順次測定。

広範囲をカバー
3m級の大型部品でも、オペレーター1名で移動しながら短時間で測定可能。

結果をその場で可視化
測定データをCADと重ね合わせ、誤差をカラーマップで表示。溶接による変形がどの部位で大きいかが、即座に分かるようになりました。

測定時間はおよそ半日程度。従来、部品を別工場へ輸送してCMMで測ると数日を要していたことを考えると、大幅な工数削減につながります。

 

◆ 測定結果:変形の傾向を数値化

 

測定の結果、以下のような傾向が確認されました。

基準面に対して、一部の曲面部が最大±0.25mmずれている

溶接熱の影響を受けたエリアでねじれが発生

ボルト穴の位置は公差内に収まっているが、隣接部位との距離に微小な誤差あり

これらの情報を基に、お客様は溶接工程の改善や治具設計の見直しを進めることができました。
また、初回試作品だけでなく、量産初期品・定期的な品質チェックにもこの測定方法が活用されています。

 

◆ お客様の声

「これまではゲージ測定やノギスで局所的にしか確認できませんでしたが、WM-6000による三次元測定で全体の変形傾向を数値化できました。特にその場で結果が見えるので、工程改善に即座に反映できるのが大きなメリットです。」

 

◆ WM-6000活用のポイント

今回の事例から見える、WM-6000活用のメリットを整理すると以下の通りです。

輸送不要 → 現場に持ち込めるため、大物部品も測定可能

スピード → 半日程度で数百点の測定が完了

精度保証 → ±10μmクラスの精度で自動車部品にも十分対応

解析との連携 → 測定データをCAD比較やCAE解析にも活用可能

つまり、WM-6000は「大きい部品でも、精度高く、短時間で測りたい」というニーズに非常にマッチしています。

 

◆ まとめ

今回紹介したように、自動車の大型部品測定にはWM-6000が大きな力を発揮します。
アムシスでは、単なる測定サービスにとどまらず、測定データを活用した工程改善・品質保証・設計支援まで含めてサポート可能です。

「ゲージ測定だけでは不安」
「大型部品を正確に測りたい」
「現場でそのまま測定してほしい」

そんなご要望があれば、ぜひアムシスまでご相談ください。

【測定に関するお問い合わせはこちら】
https://www.amussis.co.jp/contact/



 

WM-6000測定動画

 

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